空が泣く


剥がれた木々たちが


受け止めるかのように両手を広げ


空に伸びている


風が嘆く


突風でなく


そよ風のように強く


側で包み込んでいたいと


雲が往く


揺れながら


いつかいつか


あなたの元に辿り着きたい

 

あなたを信じる事は


私を信じないこと


私を信じることは


あなたを信じないこと

 

川が眠り


海が笑う


山が煌めき


太陽が笑う


土たちが踊り


花が笑う

 

地球が色づき

 

私が信じたいあなたを


私は信じたい


あなたが信じたい私を


あなたに信じてもらえれば

 

あなたの温もりに怯えずに

 

あゆみを進めていける気がする

 

あなたと私と

 

あなたの私の間で

 

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