日記6

3月6日

 

約十日間の旅から彼が帰国した

 

元氣そうな声を聴き安心した

 

きっとベイビーもわたしが安心すると

 

安心するのだろうな

 

今日は母に買い物に付き合ってもらい

 

マタニティウェア

 

ベビーグッズを見に行った

 

実は、まだまだ実感が湧いていない

 

おめでとうと言ってもらうのだが

 

どこか他人事で

 

だんだん悪阻も落ち着いてきたから

 

余計にだろうか

 

みんながおめでとうと言うが

 

わたしが一番おめでとうって

 

思っていないのかもしれないって

 

思う瞬間がある

 

けど

 

どこか肚が座ってる氣持ちがある

 

これは間違いなく

 

ベイビーのおかげなんだ

 

先に愛して選んでくれている

 

ベイビーを

 

ゆっくりゆっくり愛していきたい

 

ただ一つ言えることは

 

あなたの命に感謝しているということ

 

あなたの命にありがとう。

まだ途中

朝の光が部屋を包み
おはよう
と、語りかける
布団から朝陽を見つめ


知っていた?
もう夜が明けたんだと気づく

 

また夜がくる事を知りながら
太陽を見つめ歩き出した

 

いってきます
いってらっしゃい

 

ただいま
おかえり

 

ありふれた言葉たちが
しあわせでありますように

 

傷みに強くなったのは
いつからだろう
転んでも転んでも
起きて
いつ転んでも
もう大丈夫って
言い聞かせた

戦かった。
長い長い戦いだった。
戦いの末に残ったのは

与えられた病気(ギフト)だった

思い出している
迷惑をかけても
ちゃんと愛されるということ
思い出している
一人で歩けなくても
大丈夫、一緒に歩こう
と言ってくれる人がいるという事

全て手放し
降参ポーズをしてみたら

大きな愛と自由がそこにはあった。

自分を好きになって
みんなを好きになりました。

世界と人の愛を知って
生きることが好きになりました。

そして
世界も
人も
美しいと知りました。

思い出している
僕らはもともと1つだったという事を
思い出している
1つの平和1つの愛
大きな環を作っていこう

あるがまま
ありのまま
温かく包み込んでくれる
しあわせを望むなら
しあわせという言葉を信じよう
自分と約束しよう
心の声が聴こえてきた

急がないでいいよ
焦らないでいいよ
あるがまま
ありのまま
まことの心で
あなたらしく生きて
あなたの傷は
いつか誰かを救う優しさの
クスリになる

居ない間

僕らの日々は
重なって
愛そうとして
すれ違う

拾ったカケラで
愛を紡ぎ
今夜、星たちに送る
遠くで瞬く星たちに
想いを預け
想いを馳せる

どうか
穏やかであるように
豊かであるように
願いを送る
星たちは銀河で輝きをます

 

日記5

今日は2週に一度の検診日。

 

一人で明日から帰省する事に想いを馳せ

 

待ち時間をうたた寝しながら待った。

 

検診でエコーを見たら2週間前とは違い

 

頭と胴体と手と足がはっきり見えた

 

小さな手と足を

 

バタバタさせている姿を見て

 

担当医が

 

よく動いてるね、可愛いね。

 

って言ってくれた瞬間、

 

涙が溢れてきた

 

ああ、生きているんだ。

 

可愛いって氣持ちが芽生えはじめた

 

ベイビーすくすく育ってね。

 

パパにも伝えたら

 

可愛いー!って物凄く喜んだ

 

よかった。

 

周りの人たちは氣にもかけてくれる

 

有り難い環境でしあわせだ。

 

育てられるのか

 

不安とプレッシャーがある

 

みんなで一緒に育てよう

 

一人で背負わない

 

みんな、みんなありがとう。

 

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